Wifi と Roaming の設定

イントラ環境や家の環境など wifi を設定する機会があるかと思います。
ルータが優秀で(あるいは空間が狭くて)、 一つのルータで電波が部屋の隅々まで届けばよいのですが、 ドアで遮られていたり別の階があったりすると、 一つ以上のルータ(や HUB や AP )を設置する必要が出てきます。

今回は、ルータを複数台設置するときにどのような構成にするのがよいのか、 について説明したいと思います。

Roaming とは

別の部屋や階に移動したときに、逐一 wifi の設定をするのも面倒なので、 できれば自動で最も良い AP を選択し、自動で wifi に接続されてほしいものです。

Roaming の詳細な説明は各自調べていただくとして、
ざっくり説明すると、Roamingとは 電波の状況に応じて、クライアントが接続する AP を動的に変更する機能です [参考]。

iOS向けにはドキュメントが公開されています。

Android は調べたところ、 Roaming に対応していないようで、
専用のアプリを入れる必要があるみたいですね。

設定

Roaming を設定するには、異なるルータに 同じ SSID/pass を設定します。

こうすることで、クライアントは自動的に電波の強度を判別し、最適な AP への接続を試みます。 ただし、接続する AP には順序があり、 iOS では以下のように定められています。

要するに、セキュリティ強度が高い順に接続を試みる、ということですね。
セキュリティ強度が全く同じ場合は、電波強度の強いほうが優先されます。

SSID が異なるルータ間で Roaming (のような機能)

Roaming の機能を実現するには、同一の SSID を設定する必要がありましたが、
異なる SSID 間でも Roaming のような機能を実現できます。

iOS(おそらくAndroidも)では、既知の AP に対して自動的に接続する機能があり、 これらについては、上記で述べた接続順序とは異なり、 単純に名前の早い順に接続を試みます。

ですので、 SSID の先頭に 0 などを付けることで、 他の AP より接続させやすくすることができます。